ついに入手「タカラノタカラ」

2010年5月19日

足かけ3年・・・やっとオークションにて入手したこれ、何やと思いますか?

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タカラノタカラ??なんじゃらほい?sign02

 

もちろん非売品

おもちゃメーカー(株)タカラが、2005年に(株)トミーと合併する前に、創立50周年を記念して出された本なんです。関係者のみに配られたという代物。

発刊当初はオークションでも出回ってたみたいですが、当時この存在は知らなくて、知ったのはもう1~2年経っていたんですわ。

誰かが出品するのを待つこと3年、やっと入手できた次第です。happy02

 

深く知りたかった

内容はといいますと、商品がどんな時代の流れで発売されてきたかの資料本です。なかなか、おもちゃの歴史を知る資料ってないので貴重なんですが。

いやはや、そもそもこの本を入手して調べたかったことがあるんですわ。

何かといいますと、趣味で集めているミニボードゲーム(スクールパンチ小学生ゲームポケットパンチ等)が、何年に何種類発売されたか等の内容が知りたかったのです。

ところが、特に詳しくは載ってませんでした。小学生ゲームは挙げられてなかったし、ギネスブックゲームあそBONポケットランドや・・・名前さえ出てこない。wobbly

たいがいどのシリーズも、何年発売で何種類出たかは不明です。そのゲームのパッケージに載っている、他のゲームの紹介をたどって知るしかないのが現状です。

紹介サイトを作ろうと思っているのに~(もう5年以上前から実現できてない)。詳しい商品年表を載せてほしかったなぁ。sweat01

 

ふんぎり付いたので、そろそろ重い腰を上げようかと思案中。

日清のカップヌードル形ケトル

2010年3月 7日

届きました、これ!

今ね、カップヌードルで、抽選で10000名に当たる!ってゆうキャンペーンやってますねん。で、当選したらカッコよかってんけど、これはオークションで落した代物です。sign01

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ほんまおもろいね、こうゆうプレミアム商品ってのは。形そのままケトルにしてあるもんなぁ。

使い方は簡単で、水を入れてコンセント差してハンドルの上にあるスイッチ入れたらお湯が沸く・・・電気ケトルです。注いだ時も、ゆっくり湯が入って注ぎやすかったですわ。

450mlまで沸かせて、実際使ってみると、BIGサイズのカップヌードルでちょうどいい量でした。

 

で、某家電メーカーの設計担当のワシとしては、他にも色々見てしまうワケです。

大きな点で気が付いたのは、湯を沸かすスイッチがハンドルの上にあるってことですなぁ。

湯が沸いたら、台座から外して使用するんですが、このスイッチ構造と台座によるON-OFF構造の周辺パーツは、ある有名なパーツメーカーが牛耳ってまして、たいがいの電気ケトルに使われてます。

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で、たいがいの電気ケトルは、レバーのようなスイッチが本体の下方に付いてます(画像①の部分)。レバースイッチの根元には、反転する金属板が付いていて、湯が沸くときに発生する蒸気をどうにかして本体の下方に持っていき、その金属板を蒸気の熱によって反転させることにより、電源をON-OFFしてるんですよ。

まぁ、細かいことは省きますが、その構造上、蒸気を下方にどうにかして持ってこなくてはならなかったんです。でも、これはハンドルの上にスイッチがあるので、見た目もスッキリ仕上がってます。

たぶん、ハンドルのスイッチの根元に金属板が付いていて、蒸気をそこに当てて金属板を反転させてると思うんやけど、蒸気って冷めたら水になるでしょ。その水がハンドル下方(画像②の部分)からポタポタ落ちてくるのが、ちょっと難です。

ちなみに、450mlの湯を沸かすのに、20℃の部屋で3分半かかりました。

 

ところで、日清といえば、約10年前・・・個人的に盛り上がったプレミアム商品があったんです。覚えてますか?これ。

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当時のキャンペーンの広告が見つかったので載せました。そう、日清やきそばUFOの抽選で、トータス松本の顔の形したポットが当たる!ってゆう「トータスポット」です。

これは、魔法瓶が中に入ったエアーポットで、上のプッシュボタンを押すと、鼻から湯が出るんです。

実はこの商品、その最終の設計担当したのがワシでして、設計といっても顔になってる胴体はすでに形になってたし、胴体以外のパーツは既存の商品のパーツを使ったので、1から図面書いたのは一部のパーツやったんですが。bleah

組立もうちの会社の工場でしましたわ。技術担当はワシ1人やったんで、案外大変やった思い出があります。

 

何が大変やったかてゆうのは大きく2点あって、1つは胴体は、前面と後面の2パーツから出来てるんです。今まで樹脂で、縦に2パーツを組み合わせた胴体のエアーポットは存在してなかったんです。ガラス&熱湯を使うので、それにまつわる規格が当然あるんですわ。それにいかに合格させるかが、他のメーカーの目もあったりして苦労したのです。

もう1つは、普通上方から湯が出る構造のものを、鼻(下方)から出るように、内側では管を通してるんですがね、この顔は確か本人から型を取ったと聞いたんやけど、微妙に鼻が曲がっていて、何回やっても湯が斜めに出て飛び散るので、その工夫をしなくちゃいけなかったです。

そうそう、この胴体2色になってるでしょ。グレーと銀。これ、グレーの地の樹脂成形品に、マスクを当てて、銀色のスプレーを職人が1つ1つ手で吹いてるんですよ。職人さんの調子の悪い時は、パーツの入荷が1日百数個しかできなかったりして、アタフタ・・・、今から思うとすごく楽しかったですけど。happy02

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