到着してから4日ほど部屋に置いていた角容器から取り出して、1株ごとに分けて鉢に植える作業をしようと思います。
このKorean Melody Shark、うまいことバラすことができるんかしら。
鉢と用土
水に関しては、湿度を高い状態から低い状態に慣れさせるってことなので、鉢を密閉容器に入れることにした。半透明のコンテナボックス(取っ手で蓋を押さえることができる、樹脂製のボックス)を購入。
鉢は、今回はコンテナボックスにすっぽりはいる、樹脂製のものを。
用土は、生水ゴケでいこうと思ったが、細い小さい株を包んでいくのって、案外大変なのだ。なので、フラスコ苗の取扱説明書にも書いてあった、ピートモス(無調整)とパーライトを半々で混ぜて使うことにした。ピートモスもパーライトもこんなに軽いもんなんや・・・。
後、殺菌剤をかけてくれと説明書に書いてあったので、ダコニールを。えらい値段高いのな。定着剤を混ぜると良いらしいけど、それはパスで。
それぞれ、ホームセンターで購入して帰った。
心が折れそうだ
早速、角容器から中身を取り出した。弱くてふにゃふにゃに見えていたが、案外中身はしっかりしていた。
↓ 出したところ。中心がどうなっているか、未知の領域だ。
まずは、ザルを使って寒天を・・・って、ほとんどないので取れたんかどうかがわからない。とにかく流水で洗い流した。
ここからどうしたものかと考えていたけど、とりあえず半分に割ることに。そう、寒天の影響以外に、それぞれの葉柄が絡まって、バラけてくれないのだ。
よく考えたら、この葉柄は根元の株から出ているワケだから、株を探さないことにはバラすことができない。塊の中心部にあるだろうと想像して、多少の葉柄が切れてしまうのを覚悟で、慎重に割っていった。
グキグキ・・・
↓ ようやく半分に割れたところ。
中心部は、古い葉や新しい葉がとんでもなく絡まっていた。想像通りやはり株の状態が現れてきた。
Korean Melody Sharkにしたのは失敗やったかな。普通の種類のハエトリソウならこんな苦労はないかもやのに。
まるでからまった紐をほどくかのように、水につけて揺すっては、株を持って葉柄を外していく作業・・・。
気が付いたら夜中を回ってるし。朝からやっとくべきやったなぁ・・・。あぁ心が折れそうだ。
なんとか、午前2時ごろ全部の株をバラすことができました。
↓ ザルに入れてもう1度よく洗ったところ。こんなに少なくなりました。
↓ 比較的大きな株。ちゃんと根が出てます。
↓ ほとんどがこれぐらいの株です。葉柄は長いけど、株は小さいです。
用土と植え付け
鉢の2cmぐらいの高さになるように鉢石を入れて、ピートモスとパーライトを少量混ぜながら、霧吹きでしめらせたものを鉢に入れる。
全体に入ったら、再度上から水を。底から水が出てくるまでまんべんなく。
数えてみると、ちょうど60株ありました。
ボールペンの後ろで穴を開けては、株を突っ込み土をかけていく。
↓ 植え終わったところ。Korean Melody Shark畑の完成です。
ダコニールを1500倍に薄めて、霧吹きで上からかけておきました。
そして、蓋をして取っ手で蓋を押さえて、窓辺に設置。2週間は蓋をして湿度を高めます。
さて、これでほんまにうまいこと育つのか。また何株残るのか、乞うご期待。